もっと不思議のダンジョンから、奇妙な箱を持ち帰ると『トルネコの大冒険』のトルネコの店が最終発展を遂げます。
「奇妙な箱」とは
もっと不思議のダンジョンの30F以降に必ず落ちているアイテムで、不思議のダンジョンでいう「しあわせの箱」のような物です。
トルネコの大冒険の一作目では、エンディング後の目標の一つとして掲げられているのが、この奇妙な箱を持ち帰ることです。
幸せの箱のように奇妙な箱を持ったまま、地上まで階段で帰還しなければなりません。最短では往復60階分で奇妙な箱を持ち帰ることが出来るので、この作品以降の不思議のダンジョンシリーズに慣れている人ならそれほど難しいことではありません。
注意点としては、帰り道ではアイテムが落ちていることがないので予め帰り道の分のアイテムを残しておく必要があります。
帰り道では満腹度が減少しなくなるので、このことを踏まえて行き道のどのタイミングでパンや皮の盾を処分するかを見極めなければなりません。
奇妙な箱を持ち帰るとどうなる?
銭湯が完成する
もっと不思議のダンジョンから奇妙な箱を持ち帰ると、エンディングでポポロが掘り当てた温泉を利用した銭湯が開店します。
この銭湯の番台に奇妙な箱を見せることでちょっとしたイベントが発生します。
30年間見つけられなかった奇妙な箱
番台は奇妙な箱を求めて30年間旅をしていましたが、とうとう見つけることが出来なかったらしく、トルネコに箱を見せるように求めてからちゃっかりと貰い受けています。
この際、選択肢もなく当たり前のように持って行きますがそれだけ興奮しているのでしょう。
不思議なダンジョン?
興奮のあまり番台は「もっと不思議なダンジョン」と言ってしまいます。なるほどこいつは人の話を聞いていないだけなんだな、と思わせます。
ちなみに、この後はちゃんと「もっと不思議のダンジョン」とも言うのでやはり興奮していただけのようです。
奇妙な箱の中身は・・・
この万病に効く「幻の湯の花」入りの温泉がたったの3ゴールドで入れるようになります。設定上ここはトルネコの店なので、店主のトルネコは無料で入れ・・・ません。
トルネコが銭湯の建物内に入ることはできますが、服を脱いで湯船に浸かることは残念ながらありません。あっても嬉しくないけど・・・
奇妙な箱は瞬きをする
奇妙な箱に話しかけると鳴き声(?)と共に瞬きをします。中々の睫毛をしていますがそれ以外は特に何かあるわけでもありません。
女湯に潜入?
スピンオフとはいえ、そこはドラゴンクエスト。やはり、お色気要素があります。トルネコの家から出て上に進むと「ブキミな青年(キャラクター名)」が立っています。
彼に話しかけることでトルネコが変化の杖でネネの姿に化けて、女湯に潜入することが出来るようになります。
このブキミな青年は、人間に対して封印の杖を使ってみるといった危険な行動もしますが、男のロマンは心得ているようです。
変化の杖による変身は自動的に解除されますが、一度女湯に入ってしまえば例え変身が解除されても追い出されるようなことはありません。
トルネコの姿に戻った後に女湯の人に話しかけると、「余裕を見せる人」「悲鳴を上げる人」「サンスケ(三助)だと思って背中を流してもらおうとする人」といった具合にそれぞれ反応が異なります。