『トルネコの大冒険』の「もっと不思議のダンジョン」で「奇妙な箱」を持ち帰ると、トルネコの店が最後の発展を遂げます。
往路編
7~15Fではゴールドは拾わない方が良い
もっと不思議のダンジョン内にゴールドが落ちていますが、可能な限り拾わない方が良いです。
理由としては、7~15Fに出現する「わらいぶくろ」に「トルネコが持っているゴールドを奪ってワープして逃げる」能力があるからです。
この能力はトルネコが一切ゴールドを持っていない場合、わらいぶくろが目の前に立っていてもこちらに何もしてこなくなるので、簡単に経験値を稼ぐことが出来ます。
本作にはダンジョン内に店も存在しないので、もっと不思議のダンジョンではゴールドを拾う意味が攻略には無関係のスコアにしか影響せず、拾う価値は低いです。
ちなみに誤ってゴールドを拾ってしまった場合は、わざとわらいぶくろにゴールドを盗らせることで、再び手持ちのゴールドを0に出来ます。
ベビーサタン
10~18Fに出現するベビーサタンは、モンスターハウスを除いて必ず眠った状態で現れます。起きているベビーサタンは、トルネコに隣接すると高確率でトルネコの持っているアイテムを盗んで同フロアのどこかにワープしてしまいます。
この状態のベビーサタンを倒せば盗まれたアイテムを落とすので、再び回収することができますが、ベビーサタンに何も盗まれていない時に倒すと、必ず何かしらのアイテムを落とすので積極的に倒したいところです。
初めは寝ていることを利用して遠距離から矢で攻撃をするのが一般的ですが、矢がない場合は草系のアイテムを1マス開けた状態で投げつけて倒す方法もあります。
草が外れたらアイテムを盗まれないように逃げたり、他の方法を試したりするべきです。
注意点として、必ずしも有用なアイテムを落としてくれるとは限らないので、貴重なアイテムを無理に消費してまで狩らないことも考えた方が良いです。
ベビーサタンが出現する階層ではダッシュ移動をする手もある
10~18Fではベビーサタンを大量に狩るために、敢えてダッシュ移動を繰り返すことで敵を自然発生させる手もあります。
不思議のダンジョンでは同一のフロアでターンを経過させると、敵が自然発生しますがこの時ターンを稼ぐ手段としてダッシュ移動が非常に効果的です。
本作の「地震」とは後の作品の「風」とは違い、ターン数ではなく行動で管理されています。例えば歩いて10歩進むのと、ダッシュ移動で10歩進むのでは同じ距離の移動ですが、行動としては歩いて10歩は10回分の行動、ダッシュ移動での10歩は1回分の行動となります。
このことを利用して、長い通路や部屋の中でダッシュ移動を繰り返していくとベビーサタンをより多く狩ることが出来ます。
仮に地震が発生しても次のフロアへ強制的に落とされるだけでペナルティはありません。
ミミックが化けるのはアイテムだけではない
19~27Fに出現するミミックは、フロアに落ちているアイテムに擬態している可能性があります。
アイテムに乗ろうとすると正体を現し、先制攻撃を受けてしまいます。たまに「てつのきんこ」や奇妙な箱に化けているミミックもいますが、ミミックの出現階層にはこれらのアイテムは落ちていないので識別は容易です。
上記のように間抜けなミミックが居る一方で「餓死寸前に拾おうとしたパンがミミック」といった事故も起こり得ます。
また、ミミックが擬態するのはアイテムに留まらず、階段に擬態していることがあります。フロア内に階段が複数あれば本物はその中の一つだけです。
このような場合は早めに本物の階段を確認しておきましょう。階段に逃げ込もうとしたらミミックに返り討ちに会ってしまうこともあり大変危険です。
戦闘時以外は皮の盾を装備している場合、ミミックの出現階層でアイテムを拾う場合は念の為メインの装備に持ち帰ることも検討しましょう。
アイテムの取捨選択が重要
トルネコの大冒険ではアイテム枠が20個しかなく、奇妙な箱を持ち帰る関係で帰り道は最大でも19個しかアイテム持ち歩けません。
もちろん装備品も含まれるので、消費系のアイテムや杖は多くても16個前後しか持てなくなります。
更に、帰り道では満腹度が減少しなくなるので、パンや皮の盾をどのタイミングで処分して消費アイテムを確保するか見極めることも必要となります。
草・巻物系のアイテムを優先的に使用する
杖は基本的に複数回使用出来るので、敵の対処をしつつアイテム枠を空ける為に草・巻物系のアイテムを優先的に使用します。
深層に潜れば潜るほど、欲しいアイテムが落ちていても手持ちのアイテムがいっぱいで拾うことが出来ない場面に度々遭遇します。
可能な限り草や巻物で敵の対処をしつつ、新たに草や巻物を拾って行くことで常に対策用のアイテムを切らさないように心掛けます。
しかし、草や巻物を闇雲に使えば良い訳ではなく、そのアイテムの特性を理解して適切に無駄なく使用していきたいところです。
例えば複数の敵に囲まれている場合は、「かなしばりの巻物」で一度に複数の敵の動きを止める。敵が単体なら草で対処するといったように、使い分けることは意識しましょう。
ピンチの場面では巻物や杖の使用を優先するべき
草系の対策用アイテムは、敵に投げて使用する関係で通常の攻撃のように一定の確率で外れることがあります。その場合、隣接している敵の攻撃を受けることになるので、どうしても外してはいけない場面では例え敵が単体でも金縛りの巻物で縛ったり、杖を使用することを優先しましょう。
杖を振った際に出る魔法弾は必ず命中する利点がありますが、杖の残り使用回数が0になっている場合は不発となるので注意しましょう。
残り使用回数が0になっている杖も草のように投げつけることで、その杖の効果を発揮します。しかし、その場合杖は消滅してしまいます。更に草同様外れる可能性もあります。
通路では木・鉄の矢を撃ちながら歩く手もある
通路では見通しが悪く、こちらが移動して通路内の敵と隣接してしまい先制攻撃を許してしまう可能性があります。
少々手間ではありますが、通路を移動する時は木や鉄の矢を撃ちながら移動する手もあります。
矢は射程距離が10マスあるので、トルネコからは見えない位置に居る敵にも当てることが出来ます。敵が居ればそのまま矢を撃ち続けるなり素振りをして敵を誘き寄せるなり、有利に立ち回ることが出来ます。
木や鉄の矢は敵に当たらなかった場合は、床に落ちて再度拾うことが可能なので無駄にはなりません。
ボミオスの杖・すばやさの種は隣接時には使いづらい
不思議のダンジョンシリーズでは非常に有効な「ボミオスの杖」と「すばやさの種」ですが、本作では「ダンジョン開始時から現在のターン数が奇数か偶数か」によってボミオス状態にした敵や、素早さの種を飲んだトルネコが連続で行動するかしないかに分かれます。
つまり、場合によっては隣接した敵にボミオスの杖を振っても普通に敵が行動して倒される可能性があるということです。
同様のことが素早さの種でも発生するので、この二つのアイテムは隣接時には使いづらいアイテムとなります。
ターン数を正確に数えておけば問題ありませんが、現実的ではないので素直に1マス空けてから使用した方が無難です。
ザキの杖は早めに識別したい
本作で最も強力な杖の一つが「ザキの杖」です。ドラクエ本編のザキとは違い魔法弾の当たったモンスターの息の根を確実に止める非常に優秀な杖となっています。
ザキの杖の特徴として、拾った時点では残り使用回数が0となっているので、そのまま使用しても何も効果がありません。
未識別の状態なら、同じように振っても効果のない「転ばぬ先の杖」かザキの杖のどちらかで確定しますが、ここから先の識別は「転び石」の罠を見つけないと出来ません。
都合よく転び石が見つかるとは限らないので、インパスの巻物を使ってしまう手もあります。
上述のようにザキの杖は残り使用回数0の状態で拾う為、「祈りの巻物」を使わなければ投げて敵にぶつけて使用しなければなりません。
この投げて使用する使い方では、一度しか使用できないので非常に勿体ないです。何としても識別して、祈りの巻物を全てザキの杖に使い何度も何度もザキを使いたいところです。
部屋の出入り口にも罠がある
『トルネコの大冒険3』では「ワナ増殖の石像」が置いてある部屋では設置されている可能性がありましたが、本作では部屋の出入り口にも普通に罠が設置されている可能性があります。
一つしかない出入り口に「毒矢」や「地雷」が仕掛けてあると、場合によっては複数回あると分かっていても罠に掛からなければならない事態も起こり得ます。
終盤だけでも部屋に入る前に罠チェックをすることをお勧めします。そういう私はやらないことが多いのですが・・・
盾はメインとサブの2つを使い分ける
理想としては、普段は「皮の盾」を装備しておき敵の前ではメインの盾に持ち替えたいところです。
皮の盾は装備している間は満腹度の減少が半減するので、重要度の高い装備品となります。それ以外にも、皮製の為「硫酸」や「くさった死体」の特技で錆びることが無いので使い勝手が非常に良いです。
皮の盾の問題点として、ステータス目当てとしては最弱の盾なので戦闘には向きません。出来れば戦闘用の盾を用意したいところです。
途中までは可能な限り階層=レベルを維持する
初めの内は自然と「階層=レベル±1」程度を維持できると思います。階層が進み20F辺りで段々階層の数字の方が高くなっていきます。
理由としてはレベル19からレベル20に必要な経験値が15000という、レベル18からレベル19の時の9000から大幅に上昇しているからです。
30Fには奇妙な箱
30F以降には必ず奇妙な箱が落ちています。本作の最終目標は、この奇妙な箱を持ち帰ることです。
幸せの箱と同じように、30Fで奇妙な箱を拾ってから上り階段で地上まで生還しなければなりません。
31階以降には何がある?
実は奇妙な箱以降にも目標となるアイテムが眠っています。99Fへの道は下記のリンク先を参照ください。
復路編
奇妙な箱を持ち歩いている間は階段が上りになるので、それを利用して地上に向かうことになります。
帰り道にはアイテムが落ちていない
帰り道には基本的にはアイテムが落ちていません。ただ、モンスターを倒した際にアイテムを落とす設定は残っているので、余裕がある時は敵を倒すことも考えましょう。
しかし、無理に倒す必要はないので階段を見つけ次第即昇って行くべきです。
19~27Fでは落ちているアイテムを見かけることがあると思いますが、これはミミックなので無視した方が良いです。
モンスターハウスは生成される
アイテムは落ちていませんが、モンスターハウスは生成されます。モンスターのドロップでしかアイテムの補充は期待できないので可能な限りアイテムを使わずに切り抜けたいところです。
しかし、アイテムを温存するあまり倒されては意味が無いので、冷静に判断しましょう。
落とし穴には注意
例えば49Fで落とし穴に落ちると、再び50Fの大迷路を超えなければならないので出来るだけ注意しましょう。