『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S(DQ11S)』には公式「しばりプレイ」として全8種類の縛りが用意されています。
公式「しばりプレイ」の内容
1.買い物できない
ゴールドを使っての買い物ができなくなります!
装備・どうぐは宝箱などから入手しましょう!
2.防具を装備できない
すべての防具やアクセサリーを装備できなくなります!
呪文やスキル どうぐをうまく使いこなしましょう!
3.楽な戦いは経験値なし
自分より弱い敵との戦いでは経験値なしか半分になります!
レベルを上げたい時は強い敵と戦いましょう!
4.すべての敵が強い
すべての敵が強くなり厳しい戦いになります!
バトルに自信のある人のみ覚悟を決めて挑みましょう!
5.はずかしい呪い
冒険中にいろんな場面で主人公のはずかしがり屋な一面が現れます。
何が起こるかはお楽しみ!
6.超はずかしい呪い
冒険中にいろんな場面で仲間たちのはずかしがり屋な一面が現れます。
何が起こるかはお楽しみ!
7.町の人にウソをつかれる
ロトゼタシアの人々がたまにウソをつくようになります。
どんなウソを言うかは実際に言われてのお楽しみ!
8.主人公がやられたら全滅
バトル中に主人公がやられるとその時点でゲームオーバーになってしまいます。
注意して戦いましょう。
「しばりプレイ」を設定する方法
「しばりプレイ」を解除する方法
「しばりプレイ」中の特典?
「(超)はずかしい呪い」は一部の状態異常を無効化する
「買い物できない」けど譲ってくれる店がある
「しばりプレイ」達成の特典
「しばりプレイ」が達成となるタイミング
基本知識・テクニック
デルカダール城下町・下層に居る門番の退け方
- デルカダール城下町・下層の火の見やぐらから進んで「ジェット」に話しかける
- 女将に話かけて「女将のラブレター」を手に入れる
- 門番に話しかけて「女将のラブレター」を渡す
スキルリセットを駆使する
クラーゴン戦の前に「ナギムナーの大砲」を借りる
ゾーン状態でボス戦へ
継続ダメージを使いこなす
混乱・眠り状態のボスには攻撃呪文やゴールドシャワーなどを使う
連携技「ユグノアの子守歌」は非常に強力
回復は余裕を持って
時には回復より攻撃を優先
コンボ攻撃は狙い過ぎない
「主人公がやられたら全滅」対策は主人公をスタンバイにすること
公式「しばりプレイ」の感想など
買い物できない
買い物できれば有難く購入しますが、買い物できないならできないで大きな問題はありませんでした。
最序盤のデルカダール城下町・下層に居る門番を退ける為に必要な「せいすい」を買えずに他の方法で退かしたことと、「やくそう」と「上やくそう」の入手方法が敵からのドロップに限られて面倒だったことくらいでしょうか(結局「上やくそう」は一度も拾ったり使ったりせずに終了)。
防具を装備できない
正確には「防具とアクセサリーを装備できない」縛りです。
幼馴染みのエマが作ってくれた「エマのおまもり」も勿論装備できないので可哀想な気がしました。
この縛りの影響は非常に強く、被ダメージの増加は勿論、状態異常も素通しになる(後述する「はずかしい呪い」で疑似耐性は得られる)のでお祈り要素が強くなります。
後は単純に装備品を整える楽しみが大幅に減ってしまうので、モチベーションを保てるかどうかも問われます。
楽な戦いは経験値なし
これは別に戦闘の内容を評価して判別している訳ではなく、言い換えれば「適正レベルを教えてくれる」ような縛りです。
『DQ11』は雑魚敵から得られる経験値が高めで、レベルが上がるとHP・MPが全回復する仕様もあって、思っていた以上にレベルが上がっていることもあります。
他にもドロップアイテムや転生モンスター目当てに戦闘を繰り返すこともあり、結果的に過剰なレベル上げになってしまうことを嫌うなら、数少ない初見プレイでもお勧めできる公式縛りです。
すべての敵が強い
上述の「楽な戦いは経験値なし」程ではありませんが、これも数少ない初見プレイでもお勧めできる公式縛りです。
『DQ11』は装備品やスキルパネルなど、キャラクターの強化も含めてプレイヤー側のやれることが多いので、探索や強化の為に奔走するのが苦痛でないなら丁度良い感じの難易度になると思います。
ただし、特に初見プレイでこの縛りを設定するなら、他の縛りは設定しない方が良いかも知れません。
理由としては「防具を装備できない」縛りでも触れているモチベーションの問題だったり、後述する「(超)はずかしい呪い」の理不尽さに投げ出してしまう可能性があるからです。
重要な要素として、公式「しばりプレイ」は簡単に解除できるので、試しにやってみて難しいようなら解除してしまえばそれで問題ありません(ただし、一度でも解除すると再設定はできない)。
(超)はずかしい呪い
どんなにシリアスな場面でも確率で恥ずかしがって台無しにする恐ろしい縛りです。
非戦闘時なら雰囲気を破壊する程度ですが、戦闘時は恥ずかしがったキャラクターが理不尽に行動不能になります。
対策は呪いが発動しないことを祈ることだけです。
一応「(超)はずかしい呪い」の利点として、確率で一部の状態異常を無効化してくれることが挙げられます…挙げられますが、元々何でもない時に確率で行動不能になるのに、他の状態異常を確率で無効化してくれるから良い呪いだ、とはとても言えません。
公式全縛りでクリアしたからこそ言いますが、『DQ11S』をゲームとして楽しみたいなら、この縛りは設定しないことをお勧めします。
もし公式全縛りでクリアしたいという方は、理不尽な運ゲーを強いられてしまうことを覚悟しておきましょう。
町の人にウソをつかれる
より正確には「NPCにウソをつかれる」と言った所でしょうか。
村の人でも動物でも人ならざる者でも確率でウソをつきます。
「町の人にウソをつかれる」を見た瞬間に「本来は東にある物を西にあると言われるのかな?」などと思うかも知れません。
実情は一例として挙げた画像の通りで、突然謎のウソをつかれたと思ったら即座にネタバラしをされてそれで終わりです。
「はずかしい呪い」と同様に、どんなにシリアスな場面でも確率でウソをつかれて疲れます…ふふっ。
基本的にはテンポを削がれるだけですが、一例の通り固有のウソが存在するのでそれらを見てみたい人にとっては恐ろしい縛りにもなり得ます。
また、「はずかしい呪い」も同時に設定していると、「はずかしい呪い発動→ウソをつかれる→はずかしい呪い発動」といったように、ただ話しかけるだけで4回も掛かる可能性があります(実際に一度経験しました)。
主人公がやられたら全滅
正確には「主人公がやられたらタイトル画面に移行する」縛りです。
戦闘中に主人公が死亡した瞬間にゲームオーバーになりタイトル画面に移行します。
DQとしては珍しい挙動ですが、ゲーム全体で見ればそれ程珍しいものではないので、プレイ感覚が変わる程度と考えても良いと思います。
レベル上げでは主人公をスタンバイにするなど工夫すれば対処はし易い縛りですが、ボス戦で主人公を使わないようにするのは、それはそれで縛りになり得るので、主人公を生存させつつ活躍して貰う必要があります。
タイトル画面ではなく、冒険の書の選択画面に戻してくれればテンポが良くて遊び易いように思いました。