『DQ3』の主人公の父親「オルテガ」の足跡を、作中の台詞を基に辿って行きます。
上の世界
アリアハン(SFC版・プロローグ)
オルテガ「すまない。わかってくれ。
オレは少しでも早く
平和を取り戻したいんだ。」
シャンパーニの塔(SFC版・プロローグ)
地名などの表示はありませんが、塔の形状から判断するとシャンパーニの塔です。
ノアニール
*「オルテガはつい昨日まで
その隣の部屋に居たと思ったのだが。」
*「確か鍵を求めて
アッサラームに向かったはず。
しかし…。」
*「あれから何年も過ぎて
オルテガは既に死んだなど
とても信じられぬ……。」
*「ああ オルテガ様。
行ってしまわれたのですね。
しくしく……。」
ノアニールの住民は長年(作中では具体的な年数に言及無し)、エルフの呪いによって眠らされていました。
宿屋に居る冒険者と思われる男性の台詞から、どうやら一日の差で難を逃れたようです。
アッサラーム(SFC版)
*「何年くらい前だったか
あの勇者オルテガが鍵を求めて
南へ向かったらしい。」
*「しかしオルテガなら
たとえ魔法の鍵がなくても
道を切り拓いたであろう。」
ダーマの神殿(SFC版・プロローグ)
ダーマの神殿に立ち寄った理由は不明です。
ジパングの洞窟(SFC版・プロローグ)
謎の魔物(?)と戦ったと思われる描写が確認できます。
ムオル
ムオル(SFC版・プロローグ)
ジパングの洞窟での戦いで負傷したらしく、ムオルの村の目前で倒れてしまいます。
その村の少年に発見されて回復するまで滞在したようです。
「ポカパマズ」として滞在?
*「いよう!ポカパマズ!
ポカパマズじゃないか!」
*「え?違う?でも似てるなあ……。」
*「水鉄砲はポカパマズさんに作ってもらったんだよ。」
何故「ポカパマズ」と名乗っていたのかは不明ですが、住民からは非常に愛されていたようです。
ポカパマズの本名を知る人
*「あなた達はもしや
アリアハンのお方では?」
どこでアリアハン出身だと判断したのかは不明ですが、台詞に対して選択肢がありません。
*「やはりそうでしたか。
ポカパマズ様もそこから来たと
申しておりました。」
*「確かアリアハンでの名前はオルテガ……。」
*「まだ赤ん坊の息子を残してきたのが
心残りだと そう申しておりましたなあ。」
ホビットの祠
*「わしも昔はオルテガという
勇者様のお供をして冒険したものじゃ。」
*「オルテガ様は火山の火口に落ちて
亡くなったそうじゃが
わしには信じられぬ。」
これまで一度もオルテガのお供の話は聞けなかったので、ノアニール~ムオルまでは一人旅だった可能性があります。
彼がどれ程の期間、オルテガと旅をしていたのかは不明です。
レイアムランドの祠(SFC版・プロローグ)
この場面から船に乗っていることが確認できます。
レイアムランドの祠に向かっている様子ですが、訪れようとしていた目的は不明です。
火山
火山(SFC版・プロローグ)
火山での魔物との戦闘シーンです。
この戦いで火口に落ちて死んだと伝えられています。
火山(FC版・本編)
オルテガが落下して死亡したとされる火山です。
この火山に「ガイアのつるぎ」を投げ込むことで進行出来ますが、オルテガはこの剣を手に入れることは出来なかったようです。
アレフガルド
ラダトーム城
*「私がオルテガ様のお世話をしたんです。」
*「酷い火傷をして お城の外に倒れていて……。」
*「これまで数多の勇者が
魔王を倒さんと旅に出た。」
*「しかし帰ってきた者は誰もおらぬ。
そう あのオルテガさえも……。」
主人公は「ギアガの大穴」からアレフガルドにやって来ましたが、オルテガは火山の火口から落ちて来たと推察できます。
ラダトーム城(SFC版)
*「記憶を失くされたらしく
遂にご自分の名前以外
思い出せなかったんです。」
精霊の祠(SFC版)
*「人間は嫌いだけどオルテガは好きよ。」
オルテガを慕う人間嫌いのエルフが追加されましたが、オルテガとの関係性は不明です。
リムルダール
オルテガは魔の島への岬に立っていた?
*「哀れなり勇者オルテガ。
魔の島に渡る術を知らず
海の藻屑と消えたそうじゃ。」
*「私は見た。年老いた男が
この島の西のはずれに立っていたのを。」
*「あの男は今どこに……。」
リムルダール島の西と言えば、魔の島への岬が思い浮かびます。
本来は岬で「にじのしずく」を使い橋をかけるのですが、オルテガはその方法を知らなかったようです。
オルテガの指輪?
*「あー 心配だ。
宿屋に置きっぱなしの荷物を
誰かに盗られないだろうか?」
*「あの中にはオルテガ様から預かった
大切なものが入っているのに……。」
〇〇は宝箱を開けた!
なんと 命の指輪を見付けた!
オルテガが「彼に預けた」のか、オルテガが忘れて行ったのを「彼が預かっている」のかで意味合いが変わってきますが、どちらにせよ強力な装備品を置いて行ったのは間違いありません。
番外編:後の「せんしのゆびわ」?
*「指輪などして
お前は恥ずかしい奴だなあ。」
リムルダールで指輪と言えば、DQ3の未来にあたるDQ1には「せんしのゆびわ」というアイテムがあります。
そう言えば、この戦士(DQ1)の位置とオルテガから命の指輪を預かった戦士(DQ3)の位置が同じですね。
リムルダール島の西のはずれ
ゾーマの城
オルテガ VS キングヒドラ
なんと!一人の勇者が
怪物と戦っている!
オルテガが現れた!
キングヒドラが現れた!
ゾーマの城の奥へと進むと、オルテガとキングヒドラの死闘が始まります。
ご存じの方も多いとは思いますが、何度見ても物凄い恰好です。
オルテガの最期
*「私はもうだめだ……。
そこの旅の人よ
どうか伝えて欲しい。」
*「私はアリアハンのオルテガ。」
*「もしそなたがアリアハンに
行くことがあったなら……。」
*「その国に住む〇〇を訪ね
オルテガが こう言っていたと伝えてくれ。」
*「平和な世界に出来なかった
この父を許してくれ…とな
ぐふっ!」
瀕死の重体で、既に目も見えていないようです。
オルテガの最期(SFC版)
*「私はアリアハンのオルテガ。
今すべてを思い出した。」